お節料理の内容は4つあり、その基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめで構成されます。またある地方によっては、三つ肴、雑煮、煮しめの中身が変わってきます。

おせち料理のそれぞれの料理は、酢に漬けたり、味を濃くしたりるあるいは火を通す、干し物を利用したりと、日持ちする物が多く使われています。最近では、食品の保存技術も著しく進歩したので、生ものや珍味など、いろいろな料理を重箱に詰めて提供されています。 またおせち料理のことを詳しく記した地図のことを俗に「おせ地図」ともいうそうです。

通常、献立のすべてを御節料理とはよびません。すなわち重箱詰めされた料理のみをおせち料理といいます。このことはおめでたいことを「重ねる」という意味で「重箱に詰める」ので、縁起をかついでいるのです。このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて供される。また「雑煮もおかわりをする」のが縁起をかつぐという意味で大変良いことされています。

平安時代後期には、火の神である荒神を怒らせないため、正月には台所で火を使うことを避けるという風習がありました。これはすなわち正月には台所仕事をしないことを意味します。さらに、女性にはお祝い時の正月くらいは家事・仕事を休ませるという意味もあるのです。

最近では、お節料理を自宅では作ることが少なくなったようです。そのため既成の詰め合わせのお節料理を、百貨店、有名レストラン、料亭、食料品店、インターネット他で購入する人たちがかなり増えています。

↓ 2010年おせち通販・予約の【大丸のこだわりのおせち】はこちら ↓
icon

関連記事

  1. おせち(お節)料理の主要な料理~その2
  2. おせち(お節)料理の主要な料理~その1
  3. おせち(お節)料理の重詰め
  4. おせち(お節)料理の準備は11月には思案をしておきましょう
  5. おせち(お節)料理の由来とは?
  6. 老舗料亭のおせち料理は一味違う?

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: お節料理の内容は4つあり、基本構成とは?

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.gooyle.biz/mtos/mt-tb.cgi/152